あいされてる、あいされてるから大丈夫って言い聞かせながら一緒にすんで、不満がたまったり感謝の気持ちになったり愛しくなったりひとりになりたくなったり、毎日いっしょだとお互いいろんな日がある。他人で、それは当たり前で、一緒に住んでるからってお互い自分の人生を生きて、でも波長が合ったり、尊敬できたり、わかんないけど、一緒に住めるっていうこと自体が奇跡のようで、でもそういう考えだってわたしの勝手なオピニオンで向こうがどうかなんて、わかるわけない。だんだん慣れてきて、恥ずかしさとかなくなって、やっと少しずつ自分らしくいられるようになってきて、嫌なことは嫌だって言えるようになって、聞きたくない話は聞きたくないってわがままにして、だけど時々以心伝心のような奇跡のような当たり前のような、細胞似てきてるんだろうな、そりゃそうだよな、こんだけ一緒の生活してたら。ってその以心伝心に特に驚きもしなくなって。そういう風に毎日同じ布団で眠って背中か腕を触ることが、わたしの日常。彼にとっては、何が日常なんだろう。

あまりにも、思い当たる節がありすぎて。