あしたもいつも通りに

部屋のあかりも 匂いもなにもかも いつも通り
わたしの髪が伸びたくらい
きょうは天気が悪いけど明日はわからないけど
ここに来てやっとわかったこと
出の悪い水道 直し方もわからない
いまは些細なことすらも軽く拭えない

高校生のときに、はじめて本当にすきになった人がいて
はじめて本当に失恋をして、そのときにすごくこの曲がすきだったなぁーって。
ぐるぐると頭をまわります。今そういう状況とかじゃなくて、全然ちがくて、だけど、あのときのあの実家の部屋と、CDコンボをすごく思い出すかんじ。布団の匂いとか。
いまはもう大人で、あのときみたいなことはないんだけど、
夜がこわくて、さみしくなったときのじぶんが怖くて
毎日をこなしてゆく感じ。
あぁよかった、何事もなく火曜日がおわったな、水曜と木曜を乗り越えれば、金曜日だなって。
でも土日はもっと負けそうでこわいな。でも早く水曜日と木曜日は終わって欲しいな。

さやの言うことの意味が、すこしだけわかるんだけど、感覚的にはわからなくて
だから電話じゃなくてよかったなっておもう。
文字になって残ってるから、何度も何度も読み返して、
その都度、いろんな気持ちの中で、さやのことばを理解するから
とても戒められて、ただしい方向がわかる。

早く、爪が伸びたり、まつげエクステをつけたり、そういうのが出来ていけばいいんじゃないかっておもうよ。