有言不実行・・・・・

毎日って言っちゃった・・・むり・・・・


11月は初めての感情を知った月になりました。
病気になって、自分の身体が両親からもらったものなんだっていうことを
実感しました。
病気になったことの罪悪感で目の前の景色がうつろになっていく感覚は
初めてのもので、涙は出るのに声がでなかったり自分でもすごく不思議な感覚を味わいました。
例えばドラマとかでがん宣告された患者さんが、お医者さんの声から遠ざかっていくシーン。
あれって本当なんだなってことも知りました。

重ねて、耳が聞こえなくなったときは最初は恐怖が襲ってきました。
でもだんだんと静寂が居心地よかったりすることを知りました。
となりの人の言葉が聞き取れなかったときは、恥ずかしい気持ちになるんだということを知って、
これはそのうちコンプレックスと化すのではないかと感じました。

でもどちらも回復の方向が見えて、今まで通りの日常が少しずつ少しずつ戻ってきて、
何も知らない頃の自分に戻っていくのが本当に嬉しかった。

なにか新しい感情を知ることも幸せです。
そして、なにも感じずに日常をおくれるということもまた、幸せなんですね。