あやか考察

あやかは太陽のような人でした。
太陽といっても、よく言うイラストちっくな可愛いらしいピカピカつるんっとしたものではなく、燃えたぎる、炎の塊のそれ。

眩しくて、暑くて、日焼けしちゃうやつ。
もっともっと近くに行ったら、焦げちゃう感じ。

むき出しで、ひとりで、孤独に、燃えてました。あんなに友達が多いのに、なんかあやかはすごく孤独に見えたよ。みんなみんな太陽は大好きだけど、やっぱり普通の人間は、そんなに近くには行かれないんじゃないかって気がした。これは完全な私のオピニオンです。個人的見解。失礼。

遠くでみてるとき、それこそSNSだけで繋がってた今までは、写真に写されたフィルター越しのキレイな太陽、それも夕日とか朝日とかの穏やかで美しい、都合の良い太陽だったのかなぁと思いました。夕日の綺麗さの裏には、昼間必死で燃えてる姿があったんだねー。
真っ直ぐに、自分を信じるその正義感を前に、私は完全にたじろいでしまいました。

たじろぐ必要は、ないはずなのに。自分の陰を直視せざるを得なかった。あやかの光が強すぎて、目が眩んだ。わたしには到底太刀打ち出来そうにない。あやかと過ごした4ヶ月は、自分の陰を見つめる日々でもありました。自分のペースを完全に見失ってしまった。それをすごく反省してる。わたしはわたし、あやかはあやかなんだから、あやかの光がどんなに強くてもたじろいじゃいけなかったのに。

そんなわたしに、あやかはあまり良い想いをしなかったと思う。本当にごめんね。
単純な人見知りも相俟って、本当に申し訳ないことをしました。もちろん、未熟者でした。

今晩は、最後の夜だから、そんなことを考えてたらぜんぜん眠れなかった。あやかのことを考えるとすごくモヤモヤする自分にうんざりする。手紙も試しに書いてみたけど、ぜんぜんだめで、何も言えることがない。このブログを見てるかどうかわからないけど、直接伝える形はどうしてもとれなくて、ここに、好き勝手に書くことにしました。自分のためだね。ジコマン。スマン。

友達と一緒の職場で毎日顔合わせて、家も目と鼻の先で、ご飯もしょっちゅう一緒なんて、後にも先にもないだろうから。この貴重な機会をしっかり覚えておきたい気持ちがあるのかな。反省が多くて少しモヤッとする結果だけど、それも含めてしっかり覚えておこうと思う。

あやかにとっては、私とか全然関係なしに、海外での一人暮らしを経験して、きっとたくさんのことを吸収した素晴らしい日々であろうとおもっています。この先の旅もどうか無事で、素晴らしい出会いと楽しい思い出がたくさんできますように。お祈り。